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Instagram広告の出し方徹底解説!特徴や種類も知りたい!

2021年12月3日

「Instagram広告が気になる」

「Instagram広告を出したい」

と考えている企業は増えているようです。

Instagramは現在非常に勢いのあるSNS。このプラットフォームで目にとまる広告を出せると、多くの新規顧客を獲得できるかもしれません。

そこでこの記事では、Instagram広告の出し方をお伝えします。手順を簡潔に説明しますので、ぜひ紹介する手順に沿ってInstagram広告を作成してみてください。

まずはInstagram広告のよさを感じてもらうために、InstagramやInstagram広告の特徴からお話しましょう。

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広告を出す前に知っておきたいInstagramの特徴

Instagramは非常に勢いのあるSNSとして、広告の面からも注目されているプラットフォームです。Instagramの特徴として、以下のような点が挙げられます。

  • 写真や動画に特化している
  • ビジュアルに訴えかける演出が得意
  • 情報収集ツールとしても広く使われている
  • 日本における月間アクティブユーザー数は3,300万人以上(2019年3月時点)
  • 世界のアクティブユーザー数は10億以上
  • 主なユーザー層は若い女性。ただし男性や高い年齢層のユーザーも増えている。
  • ほかのSNSに比べて拡散力は小さい

こういったInstagramの特徴を知ったうえで広告を出すと、成功しやすいでしょう。

Instagram広告とは?

ここからはInstagram広告について深掘りします。Instagram広告を出す前に知っておきたい事柄についてまとめたので、参考にしてください。

Instagram広告の種類

Instagram広告には、表示される場所とフォーマット(表示方法)が複数あります。どのような広告を作るかは、広告の効果を左右する大切なポイントです。

それぞれの特徴をお伝えします。

Instagram広告が表示される場所

Instagram広告が表示されるのは、タイムラインやストーリーズ、発見タブ、リールの4つの場所。ユーザーがフォローしている人が投稿する写真や動画の合間に表示されます。

【タイムライン】

Instagram広告をタイムラインに配信すると、フォローしている人の投稿の合間に表示されます。そのため違和感なく自然にユーザーの目にとまりやすいでしょう。タイムラインへの配信は、ブランドや商品の認知度アップに適しています。

広告の下には、ユーザーの行動を促すさまざまなボタンも設置できます。オリジナリティのあるコンテンツで、ユーザーの目を引くことが成功のカギとなりそうです。

【ストーリーズ】

ストーリーズに表示されるInstagram広告は、ユーザーが投稿したストーリーズの途中に挿入されます。広告が表示され、ユーザーに閉じるボタンを押されるか15秒経って広告が終了されるまで広告が流れる仕組みです。

フルサイズで表示されることなどから、ユーザーにインパクトを与えられるのもストーリーズの特徴。ストーリーズは企業とユーザーの距離を縮めやすいため、成功すると多くのファンを獲得できるでしょう。

【発見タブ】

発見タブとは、フォローしていないユーザーが投稿したコンテンツを、ユーザーの興味に合わせて表示する機能。発見タブを見ているユーザーは、新しい情報を求めている状態です。そんなときにユーザーの目を引く広告を配信しておけば、見てもらいやすいでしょう。

Instagram広告は発見タブに一覧表示されるのではありません。タイムラインのような形式でひとつずつ表示されるため、自然にユーザーの目に入りやすいです。

【リール】

リールは動画や音楽などを組み合わせて配信できる、15~60秒の動画です。Instagramアプリからも簡単に見られるので、ユーザーに気軽に見てもらえる広告といえるでしょう。

リールに配信するInstagram広告は、エンターテインメント性の高いものが好まれる傾向があるようです。

Instagram広告のフォーマット

Instagram広告には、写真や動画、カルーセル、コレクションといったフォーマットが用意されています。

【写真】

引用元:Facebook

Instagram広告では、正方形・横型・縦型の写真が使えます。ただしタイムラインに掲載する場合は、テキスト部分も目に入りやすくするために、正方形の画像がオススメです。

ストーリーズに配信する場合はフルスクリーンサイズで表示されるため、縦型の画像がよいでしょう。

【動画】

引用元:Facebook

動画はストーリーズで配信される場合を除き、正方形または横型で表示されます。Instagramユーザーはスキマ時間に利用することが多いことから、短めの動画のほうが好まれるようです。

Facebookからは、動画広告について以下のような情報が公開されています。

2016年から2017年にかけて、Instagramでの動画視聴時間は80%増加しました。多くの利用者が、Instagramの利用目的にブランドや商品の発見を挙げており、広告を掲載すると効果的です。

引用元:Facebook

動画をうまく使うと広告効果を得やすいようですね。

【カルーセル】

カルーセルは、ひとつの広告で多くの商品画像を掲載したい場合にオススメです。ひとつの広告に最大10枚までの画像をアップロードでき、ユーザーが左右にスワイプして新しい画像を見る仕組みになっています。

多くの商品を見てほしい場合やストーリー性をもたせながら商品を紹介するなどにも便利。工夫次第でさまざまな使い方が可能です。

【コレクション】

Instagram上にカタログを作成できる機能がコレクションです。その特徴は、ひとつの画面上にたくさんの商品を掲載できること。商品の詳細ページとの往復もできるので、商品を比較したいユーザーにも役立ちます。

Instagram広告の特徴

Instagram広告には、広告として有益な特徴があります。ここでは4つの特徴をお伝えします。

細かいターゲティングができる

Instagram広告の特徴のひとつに、細かいターゲティングができることが挙げられます。ターゲティングできる項目は以下のようなものです。

  • 年齢
  • 性別
  • 住んでいる地域
  • 興味や関心
  • ライフスタイル
  • 交際ステータス
  • 学歴

Instagram広告では、このほかにもさまざまな項目でターゲティングができます。このようにInstagram広告は、自社が広告を出したい人物像に絞って広告を出せるのです。

若い世代や女性に広告を届けられる

若い世代や女性に向けて情報を届けたい場合に、Instagram広告は役立ちます。Instagramユーザーの中心層は若い世代と女性。とくに若い女性には、Instagramが生活の一部として存在しているほどです。

また広告っぽさ丸出しのコンテンツに抵抗感を抱く女性は多いよう。そんなユーザーに対しても自然に宣伝ができるので、Instagram広告は好かれやすいでしょう。

世界中のユーザーへも訴求できる

世界のユーザーに対して自社の商品などを宣伝できることは、Instagramの特徴のひとつです。

Instagramは前述した通り、世界のアクティブユーザー数が10億人以上。そのため世界に情報を発信したいと考えている企業にとっても、最適なツールといえるでしょう。

また、Instagramは写真や動画といったビジュアル中心のコンテンツなので、言語がわからなくても多くの人が楽しめます。言語面のハードルが低いことは、Instagram広告ならではの魅力かもしれません。

低予算から配信できる

Instagram広告は低予算から出稿できます。これは「Instagram広告を試してみたい」と考えている企業にとってうれしいポイントでしょう。

Instagram広告は、1日あたり100円ほどから出稿可能です。まとまった費用を用意しなくてもよいため、取り組みやすいのではないでしょうか。

Instagram広告の出し方

実際にInstagram広告を出すにはどうしたらよいのでしょうか。ここからは、Instagram広告の出し方を簡潔に説明します。

1.InstagramとFacebookのアカウントをリンク

InstagramはFacebookが運営母体が同じです。そのため、これらのアカウントをリンクさせると使いやすくなります。

Instagram広告は、Facebook広告と同じ管理画面(ビジネスマネージャー)上で設定を行うため、まずはInstagramとFacebookページのアカウントを連携させておきましょう。

Facebookページがない場合

Facebookページは、個人ページとは別に作る、企業や団体などのページです。複数の人で管理できるため、企業としても使いやすいでしょう。

Facebookページをもっていない場合は、Instagram広告を作成する前に、Facebookページを作成してください。

Facebookページはこちらから作成可能です。Facebookページを作成したら、ビジネスアカウントを取得しておきましょう。

InstagramとFacebookのアカウントを連携させる手順

①Instagramのアカウントをプロアカウントに変更

Instagramのアカウントをプロアカウントに変更する手順は以下の通りです。

1)Instagramにログイン

2)自分のプロフィール

3)「設定」を選択

4)「アカウント」を選択

5)「プロアカウントに切り替える」を選択

ブラウザでInstagramを開くと、「プロアカウントに切り替える」が表示されないため、スマホから設定してください。

②FacebookとInstagramのアカウントを連携させる

InstagramとFacebookのアカウントを連携させるには2種類の方法があります。

  • Instagramから連携する方法:スマートフォンアプリからのみ連携可能
  • Facebookから連携する方法:ブラウザからのみ連携可能

以上の点に注意しながら、どちらから操作するか選びましょう。

【Instagramから連携する方法】

1)Instagramアプリを開く

2)プロフィール画面の右上にある3本線マークをタップ

3)歯車マークの設定ボタンをタップする

【Facebookから連携する方法】

1)Facebookページをブラウザで開く

2)ホーム画面の右上にある「設定」をクリック

3)「Instagram」を選択

4)「ログイン」か「アカウントをリンク」ボタンをクリック

5)Instagramのパスワードやユーザーネームを入力してログイン

2.ビジネスマネージャーのアカウントを用意

ビジネスマネージャーとは、広告アカウントやFacebookページなどを一括して管理できるサービス。無料で利用できます。

ビジネスマネージャーを使えば、初心者でも簡単にInstagram広告を出稿できますので、ぜひ利用しましょう。

登録はこちらから行います。

1)画面右上の「アカウントを作成」をクリック

2)ビジネスアカウントの名前・管理者の名前・メールアドレスを登録

3)ビジネスの詳細を入力

3.広告クリエイティブを用意

実際に出稿する広告を用意します。

前述したInstagram広告の種類なども参考に、広告を作成しましょう。

4.広告キャンペーンを作成

次に広告キャンペーンを作成します。ここでは、広告キャンペーンの目的と名称などを設定します。

広告キャンペーンの作成手順

広告キャンペーンの作成手順は以下の通りです。

1)ビジネスマネージャの中の広告マネージャを開く

2)キャンペーンの作成ボタンをクリック

広告キャンペーンの目的選択の方法

広告キャンペーンの目的は大きく3つにわけられています。それらはさらに細かくわけられ、合計11種類あります。

認知

  • ブランドの認知度アップ
  • リーチ

検討

  • トラフィック(広告リンク先に誘導したい)
  • エンゲージメント(ユーザーから反応が欲しい)
  • アプリのインストール
  • 動画の再生回数のアップ
  • リード獲得
  • メッセージ

コンバージョン

  • コンバージョン
  • カタログ販売
  • 来店数の増加

この中でもInstagram広告では、以下のような目的で多く使われているようです。

ブランドの認知度アップ

トラフィック

リード獲得

動画の再生数アップ

コンバージョン

「ブランド認知度アップ」や「トラフィック」を選択すると、広告キャンペーンの名称を入力する欄が出ます。キャンペーン名まで入力できたら、広告キャンペーンの作成は完了です。

5.広告セットを作成

次に広告セットを作成します。広告セットを設定して、広告をどのように出すのかを決めましょう。

①オーディエンスの設定

まずは誰に広告を届けたいのかを設定します。地域や年齢、性別などの項目が用意されているので、商品やサービスのターゲットなどから、どのようなユーザーに広告を出したいのかを検討しましょう。

あまりにもターゲットを絞りすぎてしまうと、広告をうまく届けられなくなることもあります。狭めすぎには注意してオーディエンスを設定しましょう。

②配信面の設定

次にどこに広告を出すのかを設定します。今回はInstagram広告の出し方なので、以下のように設定しましょう。

1)「手動配置」を選択

2)プラットフォームで「Instagram」を選択

③予算の設定

ここでは予算や課金方法について設定します。

【予算の設定】

予算は「1日あたりの予算」か「通算予算」のいずれかを選択できます。それぞれの特徴は以下のようです。

1日あたりの予算:予算に達した段階で広告が掲載されなくなる可能性がある

通算予算:広告を掲載する曜日を指定して配信できる

広告の目的に合う予算を選びましょう。

【課金方法の選択】

課金方法には4つのタイプがあります。それぞれの説明と特徴は以下の通りです。

インプレッション課金(CMP)

広告が1,000回表示されたタイミングで課金されるタイプ。認知拡大を目的とする広告に向いています。

クリック課金(CPC)

ユーザーからクリックされたタイミングで課金されるタイプ。自社サイトへの誘導や商品購入を目的とする広告に向いています。

アプリインストール課金(CPI)

広告経由でアプリがダウンロードされたタイミングで課金されるタイプ。アプリのインストールを目的とする広告に使われます。

動画視聴時間による課金(CPV)

広告動画の再生時間に応じて課金されるタイプ。商品への理解を深めたり購入意欲を引き上げたりすることを目的とした広告に向いています。

広告の目的に合う課金方法を選んでくださいね。

6.広告クリエイティブの入稿

ここでは広告で配信するクリエイティブを入稿します。

写真や動画などの「メディア」と広告と一緒に掲載される「テキスト」を用意し、設定していきましょう。

画面の右側のプレビュー表示で、入稿した広告を確認できます。ユーザーへの見え方を確認しながら、入稿してくださいね。

7.広告の出稿を開始

ここまでくればあとは「広告を公開する」のボタンを選択するだけ。後日公開するまで下書き保存しておくことも可能です。

Instagram広告を出すときに注意すべき3つのポイント

Instagram広告を出すときに気をつけるべきポイントを3点お伝えします。

画像内のテキスト量は少なめにする

Instagram広告では、画像内のテキスト量が20%を超えてはいけないルールがあります。テキスト量が多いと、広告の配信が制限されることもあるようです。メッセージが効果的にユーザーに伝わるよう、画像には簡潔でわかりやすいテキストを入れるよう心がけましょう。

画像内のテキスト量を調節するためには、画像に入れるテキストと説明文に含めるテキストを使い分けることが大切です。画像に入れるテキストを、インパクトのある情報やユーザーに絶対届けたい情報に絞ることで、テキスト量を20%以下に抑えられるでしょう。

広告ポリシーを事前確認する

Instagram広告を出す前に、広告ポリシーを確認しておきましょう。Instagram広告は、配信される前に広告ポリシーに違反していないか審査されます。そのためあらかじめ、禁止されているコンテンツに該当しないかチェックをしておくとよいでしょう。

また禁止コンテンツに含まれない広告でも、審査に通らない場合もあるようです。

  • クリエイティブに登場する人物は、肌を露出しすぎていないか
  • 効果を誇張するような表現をしていないか
  • 広告のリンク先の内容とInstagram広告の内容が一致しているか

といったことも審査の対象となるため、気をつけて作成しましょう。

Instagramのアカウントが必要となる

Instagram広告を出す場合、Instagramのアカウントが必要です。

しかし厳密に言えば、Instagramアカウントがないと広告が出せないわけではありません。Facebookの広告管理画から広告を出すことはできますが、Instagramのアカウントがないとさまざまな制限があるのです。

制限の一例を紹介します。

  • 広告へのコメントに返信できない
  • 広告からプロフィールページに移動できない

Instagramアカウントがないと、せっかくユーザーから反応をもらったとしても、企業側が対応できないことになるのです。Instagram広告の効果を十分に得るためにも、Instagramのアカウントを作成しておきましょう。

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Instagram広告を出した後の運用が成功につながる

Instagram広告は、出してからの運用が成功の秘訣です。以下に、運用の流れを紹介します。

  • 出稿後、目標を達成できたか確認する
  • 改善策を考えたり、目標を新たに作ったりする
  • 改善したInstagram広告を作成し、出稿する

このように改善を繰り返すことで、広告効果を得られやすくなるでしょう。Instagram広告では、ユーザーの反応を見ながら常に改善していくことが大切なのです。

【まとめ】Instagram広告の出し方を学んで実際に作成してみよう

スキマ時間で見られたり、ビジュアルに訴えかけたりする点が魅力のInstagram広告は、多くの企業が注目しているWeb広告です。

ここで紹介したInstagram広告の出し方を参考に、自社の商品やサービスの広告を配信してみませんか?ぜひ新たな顧客獲得につなげてください。

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