爆サイ.comは、インターネット上の巨大な掲示板です。インターネット上の掲示板と言えば2ちゃんねるが有名ですが、2ちゃんねるとの大きな違いは、地方ごとの掲示板が存在しているため、よりローカルな書き込みを共有できるという点です。こういったローカルな情報を書き込むことができる掲示板で誹謗中傷投稿をされてしまえば、生活に大きな影響を与えてしまいますよね。実際に、爆サイには誹謗中傷投稿が後を絶たないという問題があります。そこで今回は、爆サイに誹謗中傷投稿が書き込まれた場合の対策について解説します。
本記事で分かること
- 爆サイで誹謗中傷をされるとどんなリスクがあるのか?
- 爆サイで誹謗中傷を受けた際に取れる対策
- 爆サイの誹謗中傷対策として投稿の削除依頼をする際の注意点
爆サイに投稿された誹謗中傷は、適切な手順で対処することが可能です。ぜひ本記事を参考にしていただけたらと思います。
-
-
SNSの誹謗中傷対策マニュアル!未然に防ぐ対策方法を分かりやすく徹底解説!
TwitterやInstagramなど、現在は様々なSNSが誕生しました。自分のビジネスを軌道に乗せるため、インフルエンサーになりたいためなどと、様々な理由でSNSは活用されていますが、中には誹謗中傷 ...
-
-
もしネット上で誹謗中傷を受けたら?取るべき対処方法をわかりやすく解説
「もし、ネット上に実名で悪口を書かれたり、誹謗中傷にあたるような内容の記事を書かれてしまったら?」 悲しみに怒り、そして人に知られたくないという屈辱的な気持ちなど、自分自身に強いストレスがかかります。 ...
爆サイで誹謗中傷されると・・?
誹謗中傷投稿の多い爆サイですが、爆サイで誹謗中傷投稿がなされるとどのような被害やリスクがあるのでしょうか。具体的に見てみましょう。
ローカルコミュニティのため誹謗中傷被害が大きい
爆サイは、地域ごとの掲示板が存在する点が特徴的な掲示板です。一般的なネット上の掲示板とは異なり、よりローカルなコミュニティで情報を共有することができる点は大きなメリットと言えます。うまく活用すれば、地域での横のつながりができたり、お店やビジネスが地域内で注目されたりと、多くの利点があります。
反対に、ローカルであるからこそ、誹謗中傷されている個人や企業が地域内で特定されやすく、誹謗中傷被害に遭った場合の悪影響が大きいというデメリットがあります。特にお店やビジネスが誹謗中傷の対象となると、集客に影響が及ぶ、売り上げが下がる、近隣からの信用問題に関わるなどの問題に発展します。
拡散されるリスクがある
爆サイに投稿された内容は、爆サイ以外のサイトで拡散されることがあります。爆サイのユーザーは、他にもブログやTwitterなどのSNSを利用していることが多く、誹謗中傷投稿が次々と拡散される可能性があります。
拡散されると不特定多数の人の目に触れるだけではなく、その拡散がさらなる拡散を生み始めます。そのため、爆サイで誹謗中傷被害に遭ったら、被害が少ないうちにできるだけ早く何らかの対処をする必要があるのです。
爆サイで誹謗中傷を受けた際の対策
爆サイで誹謗中傷を受けた場合の対策について解説します。
削除依頼
まずは、誹謗中傷にあたる投稿の削除を爆サイの運営サイドに依頼することです。爆サイでは削除依頼のルールについて明確に規定し、爆サイのサイト内に掲示しています。
削除依頼方法
- 各スレッド及びレスが表示されている画面の最下部に削除依頼フォームがございます。そこから依頼して下さい。
- 削除依頼は基本的に問題のあるコメント番号のみに適用致します。
- レス番号は同時に複数は送れません。1つずつ送信下さい。
- 削除は利用規約に反しているか削除人の判断となります。
- 削除依頼フォーム以外での依頼は受付しておりません。
- 削除依頼は削除理由を記載の上依頼して下さい。
引用:爆サイ・削除依頼について
月間10億PVものアクセス数を有する爆サイでは、削除依頼の件数も並大抵のものではないでしょう。しっかり削除対応してもらいたい場合には、まずはルールに則って削除依頼をする必要があります。
そして、削除を実行するかどうかは爆サイ運営側の判断に委ねられます。削除依頼された誹謗中傷にあたるとされる投稿が利用規約に反しているかどうかを、爆サイ側で判断するということです。削除対応される場合には72時間以内に削除対応が行われます。72時間が経過しても削除されない場合には、爆サイ側の削除規定には該当しないため削除されなかったと解釈できます。
発信者の特定
爆サイ上に投稿された誹謗中傷を削除しても、削除したことが引き金となり、悪質な投稿にさらに拍車がかかる場合があります。また、一つの投稿を削除したとしても根本的な解決には至らないため、場合によっては悪質な投稿や誹謗中傷を発信した人物を特定し、責任追及することも必要です。
発信者を特定するためには、発信者情報開示請求の手続きを取り、爆サイに対してIPアドレスの開示を要請する必要があります。これは自分で行うことも弁護士を通して行うこともできますが、裁判所の仮処分を利用する方法がもっとも効果的で効率的です。一度弁護士に相談されることをおすすめします。
また、発信者を特定するという対策を取る場合、爆サイへの削除依頼と並行して行ってしまうと、問題の誹謗中傷投稿の記録が消えてしまうということにもなりかねません。弁護士に相談し、慎重に対処する必要があります。
爆サイの誹謗中傷対策として削除を依頼する際の注意点
爆サイに投稿された誹謗中傷投稿を削除依頼する場合、以下の注意点を踏まえておく必要があります。
メールで削除依頼しない
爆サイへの投稿削除依頼には専用のフォームが用意されており、そのフォームからの削除依頼のみが対応してもらえる対象となります。また以下のような注意点が掲載されています。
メールでの削除依頼は一切受け付けておりません。
削除依頼に関する返答も一切させていただいておりません。
また、何通も同内容のメールを送信されますと、ブラックリスト登録をさせていただいております。
その時点で、今後弊社へのメールは一切届かなくなります。ご注意下さい。
引用:爆サイ・よくある質問より
規定されたルールに基づいて対応しない場合、一切の対応をしてもらえなくなる可能性があります。爆サイの規定には、一度全て目を通しておく必要があります。
複数回に渡る削除依頼・威圧的な削除依頼
爆サイでは、削除依頼については72時間以内に対応すると明記しています。つまり、72時間以内に削除依頼が対応されなかった場合には、該当する投稿が削除規定を満たしていないということが考えられます。また、以下のようにも記載されています。
削除依頼は、削除規定に照らし合わせ、72時間を目処に行います。
依頼された全てを削除するとは限りません。また、同内容の連続した削除依頼(72時間以内に同内容の複数回の依頼)及び威圧的削除依頼は、
弊社の業務妨害と判断し禁止リスト登録を行い、 今後の依頼にはお答え出来なくなることが御座います。ご注意下さい。
引用:爆サイ・よくある質問より
爆サイでは、最初に削除依頼を行ってから72時間以内の複数回に渡る削除要請や、威圧的な文面での削除依頼には厳しい姿勢をとっています。禁止リストに登録されると、あらゆる依頼に対して対応してもらえなくなる可能性があります。
まとめ・爆サイ上での誹謗中傷対策・規定通りに削除依頼を!
インターネット上の無料掲示板爆サイ上に書かれた誹謗中傷への対策について解説しました。簡単にポイントをまとめます。
爆サイ上での誹謗中傷の削除依頼・まとめ!
- インターネット上の無料掲示板である爆サイの特徴は地方ごとの掲示板が存在する点であり、それゆえに誹謗中傷された場合のお店やビジネスなどへの悪影響は強い
- 爆サイで誹謗中傷を受けた場合は、爆サイの専用フォームから削除依頼を申請できる
- 爆サイに誹謗中傷を書き込んだ犯人を特定する場合には、発信者情報開示請求の手続きを売る必要がある
- 爆サイ上の誹謗中傷を削除依頼する場合には、爆サイで規定されているルールに則り、適正に削除申請を行う必要がある
爆サイでの誹謗中傷は、適正に申請することで削除してもらうことが可能です。本記事や爆サイサイトの規定をよく読み、早急に手続きを行うようにしましょう。