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ネットイジめを未然に防ぐには?4つの対策方法を徹底解説!

2020年7月3日

今では、小学生も当たり前のように使っているインターネット。早くからインターネットに触れさせることでネットリテラシーが鍛えられるというメリットがあるので、早いうちから子どもにインターネットを利用させてあげたいと考えている親御さんも多いと思います。

しかし、そこで気になるのは「ネットイジめ」です。年々、未成年が巻き込まれているネットイジめは増加傾向にあるので、しっかりと対策をして行かなければ、あなたの子どももネットイジめの被害者になってしまうかもしれません。

そこでこの記事では、ネットイジめに巻き込まれないようにするための対策方法を具体的にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ネットイジめの対策方法1:インターネットに関する教育を行う

現在インターネットは、日常生活の一部になりつつあります。そのため、現実世界で生きるための教育を行うようにインターネットに関する教育も行わなければいけません。

例えば、以下のような教育が挙げられます。

インターネットに関する教育の具体例

  • 相手の気持ちを考えて発言・行動するという教育を行う
  • 現実世界でやってはいけないことは、インターネットでもやってはいけないという教育を行う
  • インターネット特有のコミュニケーション能力を身に付けさせる

上記2つは基本的なことですが、3つ目の「インターネット特有のコミュニケーション能力」はインターネットを利用する上で必須スキルとも言えます。例えば、以下のようなメッセージがあったとしましょう。

ポイント

  • ○○さんの料理って美味しくない
  • ○○さんの料理って美味しくない?

上の文章の方は、「○○さんの料理は不味い」という意味で捉える人が多いと思いますが、下の文章の方は「○○さんの料理って美味しいよね!そう思わない?」という意味で捉える人が多いと思います。

このように記号が一つあるかないかで文章の意味は大きく変わってきます。さらに言うと、下の文章は「○○さんの料理って美味しいの?不味いの?」という疑問形で捉える人もいるでしょう。

文章だけのやり取りだと本当の意味が相手に伝わらず、誤解を招いてしまうこともあります。

ネットイジめが発生する流れとしては、誤解からトラブルが発生して、そのトラブルがネットイジめに発展するというのがほとんどです。

このようなネットイジめの被害に遭わないようにするためには、こういう場合には「?」を付けよう、こういう場合には「(≧▽≦)」というような顔文字を付けようというように、インターネット特有のコミュニケーション能力を子どもに付けさせる必要があります。

まずは簡単なことからでも問題ありませんので、必ずインターネットに関する教育を行うようにしましょう。

ネットイジめの対策方法2:スマートフォンやパソコンにフィルタリングをかけておく

子どもが利用しているスマートフォンやパソコンにフィルタリングをかけるというのも、子どもをネットイジめから守る対策方法の一つです。

フィルタリングとは?

フィルタリングとは、有害なサイトや有害なキーワードが含まれているWebサイトへのアクセスを制限する機能のこと。

フィルタリングに関しては、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」で18歳未満の子どもが利用するスマートフォンやパソコンなどの機器には、フィルタリングをかけるということが規定されています。

もちろん、保護者がフィルタリングはいらないと申し出た際にはこの法律は適用されませんが、その場合は親御さんが子どもをネットイジめから守るための対策方法を実施しなければいけません。

しかし、現在は共働きをしている世帯も多く、一日中子どものスマートフォンやパソコンの利用を監視することは出来ないという家庭も多いと考えられます。

そのような家庭は、フィルタリング機能に頼ると良いでしょう。

以前はフィルタリングをかけるのも有料でしたが、現在はほとんどのキャリアが無料でフィルタリング機能を提供していますので、積極的に活用していきましょう。

ネットイジめの対策方法3:スマートフォンやパソコンを使う時のルールを決める

スマートフォンやパソコンを使う場合のルールをしっかりと定めるというのも、子どもをネットイジめから守る対策方法の一つです。

警察庁が出した調査結果によると、アプリへの課金やアプリの購入など「料金」に関するルールを定めている家庭は多いですが、それ以外のルールは全く定めていないという家庭が多いという結果が出ています。

しかし、スマートフォンやパソコンを使うルールを定めようと言われたとしても、どんなルールを定めればいいのか分からないという家庭も多いと思います。

そのため、まずは以下のようなルールを定めてみましょう。

定めたいルールの具体例

  • スマートフォンやパソコンを使う場合は、必ず親がいる場所で使うこと
  • 食事中や夜〇時以降はスマートフォンやパソコンを使わないようにする
  • 毎月○○円以上は使わない、ゲームに課金する場合は親に相談する
  • 学校でスマートフォンやパソコンを使う場合は、学校のルールに従う
  • 人に迷惑をかけるようなことはしない
  • 人が嫌がるようなことはしない
  • 身に覚えのない請求やメッセージが来た場合は、自分で対処するのではなく、まず親に相談する
  • ルールを破った場合は、一定期間スマートフォンやパソコンの利用を禁止する

このようにルールを定めることで、子どもも自然とやってはいけないことを認識し始めます。

いきなりたくさんのルールを定めてしまうと子どもが不自由さを感じてしまう場合がありますので、最初は軽いルールから定めていくのも良いでしょう。

ネットイジめの対策方法4:親がネットパトロールを行う

親がネットパトロールを行うというのも、子どもをネットイジめから守る対策方法の一つです。

ネットパトロールとは?

ネットパトロールとは、SNSやネット掲示板などを親が確認して、子どもが誹謗中傷やいじめの被害に遭っていないか確認していくこと。

少々面倒かもしれませんが、ネットパトロールを徹底することでネットトラブルやネットイジめの早期発見・早期解決に繋がります。

具体的には、子どもから利用しているTwitterやInstagramなどのアカウントを教えてもらい、そのアカウントに寄せられているコメントを確認するというような作業が挙げられます。

SNSは良くも悪くも拡散力が強いというのが魅力です。拡散力が強いので、例えば「Aさんは昨日万引きした」という嘘の投稿をされてしまうと、次の日にはクラス全員に知れ渡っているかもしれません。

もしかすると他校の生徒にまで拡散され「○○高校のAって万引き犯なんだろ?」と噂されることもあります。

このように情報が拡散される前に止めることが出来るというのがネットパトロールのメリットだと言えますので、定期的にネットパトロールを実施してみましょう。

ネットイジめに遭わないようにするための対策方法まとめ

この記事では、ネットイジめに遭わないようにするための対策方法について具体的にまとめました。もう一度おさらいすると、ネットイジめに遭わないようにするための対策方法は以下4つです。

ネットイジめに遭わないようにするための対策方法

  • インターネットに関する教育を行う
  • スマートフォンやパソコンにフィルタリングをかけておく
  • スマートフォンやパソコンを使う時のルールを決める
  • 親がネットパトロールを行う

インターネットに初めて触れる年齢は、以前に比べて若くなってきました。若くしてインターネットを活用する場合はメリットもありますが、その反面ネットトラブルやネットイジめの被害に遭いやすいという注意点も存在します。

しかし、しっかりと子どもにインターネットの教育を行うことで、ネットトラブルやネットイジめを未然に防ぐことも出来ます。

「インターネットは良く分からないから」と投げ出さず、子どもを守るためにも親がしっかりと教育していきましょう。

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