誹謗中傷対策

ラインスクショのネット晒し被害が多発・違法性について解説!被害に遭った場合の対処法6つも

2020年5月4日

ネット上で、ラインのトーク画面のスクショが公開されている場面を見かけたことはありませんか?このように、ラインなどの個人的なメッセージの画面スクショをネット上で晒す行為は、違法行為として取り扱われることがあります。

今回は、ラインのスクショがネット上で晒されることの違法性や、晒された際の対処方法について解説します。

本記事で分かること

  • ラインスクショのネット晒しはどんな違法行為にあたるのか?
  • ラインスクショがネットに晒されたらどんな対処方法が取れるのか?

ラインはネットユーザーの8割以上が利用しているメジャーなSNSです。あなたのライン画面がネット上に晒されないとも言えません。早速見ていきましょう。

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ラインのスクショをネット上で晒された!どんな違法行為に当たる?

ラインのスクショをネット上に晒される被害が多発しています。これは、違法行為に当たる場合があります。どんな違法行為に該当するのでしょうか?

プライバシー侵害

ラインのスクショをネット上に晒す行為を行った場合、プライバシー侵害の罪に問われる可能性があります。プライバシーの侵害は、以下の3つの条件を満たす場合に認められます。

  • 条件①:私生活上の情報・私生活上の情報と思われる可能性がある情報
  • 条件②:一般的な基準で考えて、公開されたくないと思われる情報
  • 条件③:一般の人々にまだ知られていない情報

実は「プライバシーの侵害」は厳密には法律に明文化されていません。プライバシーの侵害は、「憲法第13条」と「民法第709条」から導かれる違法行為と解釈することができます。

第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

引用:e-Gov・日本国憲法第13条

第七百九条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。

引用元:e-Gov・民法709条

憲法第13条に規定されている「幸福追求権」には、プライバシーが守られることが含まれていると解釈されています。さらに、民法第709条では、個人の権利が侵害されたら損害賠償を請求できることが書かれています。この2つの法律に即して解釈することで、プライバシーの侵害が成立することになるのです。

名誉毀損

ラインのスクショをネット上に晒す行為は、名誉毀損罪に問われる可能性もあります。名誉毀損とは、刑法に以下のように規定されています。

第二百三十条 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。

引用:刑法・名誉毀損

重要なのは、「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損」という点です。

  • 公然と:ネット上に晒す行為は「公然と」に該当
  • 事実を摘示し:ライン画面のスクショを晒していることが「事実の摘示」に該当
  • 人の名誉を毀損:相手の社会的評価を貶める行為

このようにラインスクショ晒しが上記の行為に該当する場合には、名誉毀損で訴えることも可能です。

個人が特定できる晒しであるかどうかが重要

晒された画面から個人が特定できない場合は、罪に問うことができない可能性があります。本人と分かる名前や画像などの部分が加工されて消されていたりすると、内容が名誉毀損やプライバシーの侵害であるとしても、誰のことを言っているのかが分からないため罪に問うことは難しいと考えましょう。

対処方法6つ!ラインのスクショを違法に晒された場合

ラインのスクショをネット上に晒されてしまった場合、ネット上で次々と情報が広がることを防ぐために、拡散防止の施策や名誉回復のための措置を講じる必要があります。どのように対処すればいいのでしょうか?

ラインスクショ晒し対処方法①晒した本人に削除要請を行う

一番始めにやるべきことは、ラインのスクショを晒した本人に画像を削除するよう求めるという行動です。ラインの画面を有しているということは、友人や知人である可能性が高く、さらにライン画面の晒しが違法行為であることを認識していない、悪気がない可能性もあります。

前項で解説した、プライバシー侵害や名誉毀損に該当する可能性などを説明することも含めて、削除するように要請する必要があります。

ラインスクショ晒し対処方法②サイト管理者に削除要請を行う

ネット上に晒した本人が削除要請に応じない場合があります。またネット上の掲示板などによっては、投稿を自分では削除できないという場合もあります。その際には、サイトの管理者に情報を削除するように求めます。

SNSや掲示板などによっては、個人情報が分かるラインスクショなどを晒す行為をポリシー違反としている場合があるため、すぐに対応してもらえる可能性もあります。

場合によって、サイト管理者が特定できないこともあり、その場合にはプロバイダを相手に発信者情報開示請求の手続きを取る必要もあります。

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ラインスクショ晒し対処方法③裁判所に投稿削除の仮処分を申し立てる

本人もサイト管理者も投稿削除に応じない場合、裁判所に申し立てを行い、仮処分命令を出してもらう必要があります。この場合、投稿が必ず削除されるというメリットはあるものの、裁判に関連する費用がかかるなどのデメリットもあります。

ラインスクショ晒し対処方法④損害賠償を請求する

ラインのスクショをネット上に晒されたことにより、経済的・精神的に損害を被ったことが明確な場合には、民事訴訟を起こし相手に損害賠償を請求することも可能です。

ラインスクショ晒し対処方法⑤名誉回復措置を請求する

名誉回復措置とは、投稿に対する謝罪文や訂正文の掲載を指します。ラインのスクショを晒されたことにより名誉を傷つけられたことが明確な場合には、こうした名誉回復措置を請求することが可能です。

名誉回復措置は損害賠償請求とあわせて行うことができるため、同時に民事訴訟で請求するといいでしょう。

ラインスクショ晒し対処方法⑥名誉毀損罪で刑事告訴をする

ラインのスクショ晒しが悪質なものである場合、刑事告訴を考える必要も出てきます。名誉毀損罪は窃盗や殺人などの罪とは異なり、被害者の告発により成立する「親告罪」であるため、刑事告訴を考える場合には警察に対して訴え出る必要があります。

まとめ・ラインのスクショ晒しは違法!即座に対応を!

ラインのスクショをネット上に晒された場合の違法性や対処方法について解説しました。簡単にポイントをまとめます。

ラインのスクショ晒しは違法・まとめ!

  • ラインのスクショをネット上に晒す行為は、プライバシー侵害や名誉毀損にあたる可能性がある
  • 晒されたラインのスクショから本人が特定できない場合、違法性が認められない可能性がある
  • ラインのスクショがネット上に晒されたら、本人やサイト管理者への削除要請を行い、対応されない場合には裁判所の仮処分を利用する方法を取る
  • ラインのスクショ晒しは、民事訴訟で損害賠償や名誉回復措置を請求するほか、名誉毀損罪で刑事告訴できる場合もある

被害に遭った場合にも情報拡散をできるだけ防ぐため、いち早く対処するようにしましょう。

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